KAWAIへキーセンサー取付けについて
KAWAIへピアノ消音ユニット取付時の改造について
従来の後付け消音ピアノユニットをカワイピアノへ取付ける場合、後付消音ピアノ各社ユニット製品とも
キーセンサーの高さがカワイピアノの鍵盤下のスペースとマッチしておらず、下記写真のような大改造が必要でした。
通常「鍵盤筬(おさ)」と呼ばれる部品をバランスレールとフロントレールの2つの部品に切り離しますが、切り離すことによりレールのバランスが大幅に変わるため、再度鍵盤の高さ(ナラシ)調整、深さ(アガキ)調整などが必要であり、かなりの時間と費用が追加で必要となり、カワイへの消音ユニットの取付けを断念されるユーザー様や、またこのような大改造を好ましくないと、取付けを断る技術者もいるほどでした。
このような中でマジックスターピアノ消音ユニットでは、グランドピアノ用消音ユニットの開発に伴い
超薄型のキーセンサーを開発しました。
これによりカワイピアノへ消音ユニットを取付け時、鍵盤筬の切り離し作業なしで取付け可能となりましたので、取付け時間の大幅短縮、余計な大改造が不要となりました。
同時にカワイアクションへのストッパーの取付け時のダンパーへの干渉部分も解決しましたので、さらに取付けが簡単になりました。
ストッパーに関してはこちらをごらんください。